日本のワクチン証明は使える? 全米に広がる屋内施設利用におけるワクチン接種証明提示義務化の動き&カリフォルニア州は医療施設訪問者に対しても導入。

気が付けば立秋を過ぎ、暦の上では秋…

今年は夏を思い切り感じたいと思っていましたが、胃痛が続くまさかの体調不良で大好物のアルコールもあまり受け付けずゲッソリです…
しかも、これくらいの暑さなら大丈夫と過信していたある日、熱中症とパニック発作を同時に引き起こすというまさかの悪夢に見舞われ、今のところキラキラした夏の出来事はありません。

やはり身体が資本ですね…
健康は何ものにも代え難い財産である事を改めて実感します。


血液検査を受けたら、こんなにしっかりとテーピングされました。
バンドエイドで充分なのに…(^ζ^;)

検査を受けた施設の室内には、施術に使用される椅子はその都度消毒される旨が記載された掲示物が貼られていました。

ですが、施設の待合室に入ると衝撃的な「密」の状態!
待合室の外も長蛇の列ができていました…
受付のスタッフの方々もあまりの忙しさで、私の予約時間を何回も聞き返したり、検査室の番号を間違えて案内したりとカオスな状況でした。
あまりの混雑状態でしたので、私は建物の外で待ち、順番が来たら電話で知らせて頂く事にしました。

入院中のご家族のお見舞いや付き添いの方など多くの人達が訪問される医療施設ですが、カリフォルニア州では8月11日よりこれらの人達が病院や介護施設、中間看護施設等の医療施設を訪問する際に、ワクチン接種証明書の提示、または72時間以内に受けたCovid検査の陰性証明の提示が必要となりました。

Fox11 Los Angelesより

またCalifornia Department of Public Healthによれば、「死が差し迫っている可能性がある」といった危険な状態の患者を訪問する人には証明書の提示が免除され、施設への立ち入りを必要としない屋外訪問のみを行う人達も同様であるとの事です。

コミュニティ感染の大幅な増加を懸念しての措置であると思いますが、ワクチン接種証明書が無ければ医療施設を訪問する事さえも容易ではない世の中になりました…

一方で東海岸ではニューヨーク市が、飲食店やスポーツジム、劇場、映画館といった屋内施設を利用の際に、ワクチン接種証明書の提示を義務化する事を発表し、昨日(8月17日)より措置の適用が開始されました。

abc7 New Yorkより

なおTRAICYの記事によれば、ニューヨーク市やアメリカ以外で発行された公的な接種記録には、氏名、生年月日、接種したワクチンの名称、接種日、接種場所や接種した人の名前が記載されている必要があるとの事で、日本で発行されている海外渡航者向けのワクチン接種証明書には、接種場所や接種した人の名前の記載欄が無い事から使用出来ないと伝えています。

観光業にも影響が出そうですね…

日本から海外渡航をされる際には、外務省海外安全ホームページの「海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書が使用可能な国・地域一覧」にて詳細情報を確認される事をお勧めします。

そしてカリフォルニア州でも、サンランシスコ市が屋内施設利用時のワクチン接種証明提示義務化を発表し、8月20日より開始されるとの事です。

SFGATEより

ニューヨーク市が「少なくとも1回の接種」の証明を要求しているのに対して、サンフランシスコ市はより厳しく「接種を完全に終えている」証明を要求しています。

ロサンゼルスもこれらの義務化の導入に向かっているようですし、これからアメリカ国内でこうした動きが広がって行くのでしょうか…

KTLA 5 Newsより

ワクチンを接種しない人達は職を奪われ、娯楽を奪われ…
そのうち食糧さえも奪われるのでしょうか。

多くのビジネスに与える負担やダメージなどの影響も大きいはずです。

ワクチンを接種すれば済む事、ワクチンを接種しているから関係ないと思われている人も多いと思うのですが、この状況に違和感を抱いている人も多いと思うのです…


KTLA 5 Newsより

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