公園やトレイル、ビーチも閉鎖。「Stay at home order(自宅待機命令)」発令後、制限されたロサンゼルスのアクティビティ

コロナウイルス感染者数が世界1位となってしまったアメリカでは、現在多くの州で自宅待機命令や外出禁止令が出されています。

3月13日のトランプ大統領による国家非常事態宣言後、私が生活するロサンゼルスにおいては、3月19日にカリフォルニア州から州全体に対して『Stay at home order(自宅待機命令)』が発令され行動がかなり制限されています。
『外出禁止令』と言われる事もありますが、全く外出が出来ない訳ではなく、例えば食料品の買い出しや通院、外での散歩やランニング等の運動は許されています。

現在、スーパーマーケット等の食料品店、薬局、医療機関などの必須の機関・店舗の営業は継続されていますが、映画館やジム等を含めたエンターテイメント系の施設は全て閉まっていて、レストランについては持ち帰りとデリバリーのみの営業が許されています。

家族や友人とも、緊急でない限り同居していない人と会う事は控えなければなりません。
また外での散歩やランニング、サイクリングなどの運動はしても大丈夫ですが、公園やトレイル、ビーチなどは全て閉鎖されています。

実は『Stay at home order(自宅待機命令)』が発令された直後は、公園やトレイル、ビーチなどは閉鎖されていなかったのです。
ところが、レストランもバーも、エンターテイメント施設も全て閉まっているため、多くの人達が公園やトレイル、ビーチなどに殺到してしまった事で、このような混雑した状況では『Social Distancing』を保つ事が難しくウイルス感染拡大が懸念される事から、残念ですがこれらの場所が閉鎖される事になってしまいました。
ビーチはもちろん海に入る事も禁止なので、サーフィンなどもできません。
『Social Distancing』社会的距離:感染を防ぐため公共の場所で他の人と距離を取る事。アメリカでは6feet(1.8m)以上とされています。

私のランニングコースの1つにいくつか公園があるのですが、バレーボールコートやサッカー場、公園の遊具、ベンチなども使用できないように黄色いCAUTION TAPEが張られています。

ベンチやテーブルは、ガッチガチにテーピングされています。

誰もいない公園、沢山のCAUTION TAPE…

寂しい光景ですが、制限されたアクティビティの中で感染拡大防止のために皆頑張っています。

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