様々な分野の活動再開が続く中、ロサンゼルスでは外出時のマスク着用が義務化に。

私は花粉症やハウスダストなどのアレルギーのため、日系スーパーやダイソー(ロサンゼルスにもあります)へ行った際にはマスクを必ず購入してストックしていました。
ところがコロナウイルスの感染拡大に伴うマスク不足で、この数か月マスクが店頭に並んでいるのを見掛けた事がありません。
そのためマスクを手作りしたり、バンダナやハンカチなどで鼻や口を覆う方法で対応している人達が多いです。
特にバンダナをマスクの代用としている人が多い事もあってか、先日行ったドラッグストアにはキャッシャーの前に沢山のバンダナが並んでいました。

以前のトピックで、4月10日より『Worker Protection Order』という「フェイスカバー」着用を義務付ける命令が出された事に触れましたが、
<マスク着用の必要性を散々否定していたアメリカが一転、ロサンゼルスではついにマスク着用が義務化>
ロサンゼルス・カウンティでは5月14日から外出時のフェイスカバー着用が義務化されました。
KTLA 5 Newsより

屋外にいても周りに誰もいない場合、同じ世帯で生活している人のみと活動している場合はフェイスカバーを着用しなくてもよいとの事ですが、外出時には必ずフェイスカバーを携帯し、人を見掛けたらすぐに着用するようにとの事です。
また、2歳以下の子供と障害のある方は例外とされています。

実際に屋外でランニングをしていて気付くのは、フェイスカバーをあごや首まで下げている人も多く、そのような人達の多くは、他の人を見掛けたらフェイスカバーを上げて口と鼻を覆うといった行動を取っています。

場所や地域によってマスク着用率が高かったりそうでなかったりするのを感じていましたが、私の生活するエリアにおいては多くの人がマスクを着用していたように思います。
ところが様々なReopeningの動きや規制の緩和に伴い緊張感まで緩和されてしまったのか、道で擦れ違う人達のマスク着用率が減少したように感じました。

もちろんお店では、マスクなどのフェイスカバーを着用していなければサービスを受ける事が出来ないため皆着用しています。
お店の入り口には「No Mask, No Service.」の貼紙。

ですが、それは「マスクをしていなければお店に入れないから」という理由の人も多いでしょうし、そのような人達は感染拡大防止の意識や危機感もそれ程高くはないかもしれません。
コーヒーショップの店頭にも。

これから更に様々な経済活動やアクティビティが再開されて来ると、多くの人達が交流する機会も増えてくるでしょうから感染拡大の第2波を警戒しなければなりません。

そのような不安もあったので、外出時のフェイスカバー着用が義務化された事には個人的に少し安心しています。

ただ…
マスク着用の義務化に対して反発している人も多いようですし、義務化された最初の週末に関して言えば、ランニング中に擦れ違った人達の半数近くがマスクなどのフェイスカバーを着用していませんでした。

私個人的には、外出時のマスク着用はメイクが手抜き出来るメリットもあり歓迎です。(女子力急降下中)

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